DAIWAが満を持して送り出した、第2世代TWS・SVスプール搭載のジリオンSV TW。
新コンセプトベイトリールのミドル機のはずが、意外とユーザーは少なく、
一番のライバル機は意外なあのリールだった!?
そんなジリオンSV TWを1年間使用しましたので、インプレをしたいと思います。
SVスプール
これについてはSSSVのインプレ記事でも書いていますが、本当にストレスフリーで使用できます。
ただし、SSSVとは糸巻き量が違います。
私の用途の場合、浅溝のラインキャパで十分足りてしまうので、
1012G1スプールへ変更しています。
デザイン
DIWA特有のロープロで非常にパーミングしやすいです。
またパーミングのしやすさの理由として「親指の置き場所がレベルワインドの上に設定されている」ことです。
このデザインの設計上、スプールからレベルワインドの距離が近くなってしまい、
ラインの放出の際に摩擦抵抗が多くなり飛距離が落ちてしまうというデメリットがあります。
その摩擦抵抗を減らすための機能が「TWS」であり、飛距離を犠牲にせずパーミングのしやすさとの両立。
DAIWAはこのロープロ形状でのパーミングのしやすい形状に、確固たる自信があるということでしょう。
ちなみにSHIMANOのリールはスプールからレベルワインドに距離をとることで、
ライン放出の摩擦抵抗を減らしています。
ロングノーズというみたいですが、これにするとデザインが非常に残念な感じになります。
…すいません、リールに見た目の良さも求めているもので。
カラーリングは可もなく不可もなく。
自身の好みとしてはジリオンTWの色味が好きなので、
一緒がよかったなぁ。
自重195g
ちょうどいい重さ!小さくて軽すぎないので、重心がしっかり手元にのってブレません。
ジリオンSV TWをお勧めするか?
ハンドル90mm、スプール径34mmのリールが欲しい方は是非購入してください!!
と、かなり限定的に勧めたのには理由があります。
SNSなど見ると、ジリオンSV TWを使っている人は非常に少ないです。
SHIMANOのメタニウムMGLと発売時期が同じであるため、そちらを購入した方が多かったようなのですが、
それよりも、2017年に発売したDAIWAのタトゥーラSVを購入した方のほうが断然に多いみたいです。
タトゥーラSVはジリオンSV TWより8000円程安いのですが、第2世代TWS・SVスプール搭載です。
ハンドル80mm、スプール径33mm(シャフトあり)くらいの違いで、非常にコスパに優れた商品です。
私はハンドル90mmがぴったり合うので、ジリオンSV TWを購入して満足ですが、
もし皆さんが購入される場合は、タトゥーラSVのコスパも踏まえたうえで、検討してみてください。